おしらせ

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花の会

このたび、東京国立博物館内のお茶室のうちのいくつかをお借り して、下記のとおり、「花の会」を催すはこび となりました。「花の会」入場には、博物館の入館料620円が別途必要です。 当日は、正門から入館いただき、九条館にて受け付けの上、「花の会・入 場券」をお受け取りください。 会期中は、庭園一般開放期間中につき、 「花の会」ご入室時には、上記、 入場券が必要です。お手数ではございますが、各室ご入場の際に入場券 のご提示をお願い申し上げます。

日時
平成29年3月18日(土)、19日(日)
18日  12:00〜15:30
19日  11:30〜15:00

会場
東京国立博物館 庭園茶室
九条館(受付)、六窓庵、転合庵

入場料
2,500円 (入館料別途)

 

2017年2月

おにはそと ふくはうち。
深夜に、冷たく煮こごったセメントを舐めて夜明けまでの空腹をみたしたつもりで朝をまつような昏い暗い1月のおわり。
冷たい深夜の泥中にひそむ田螺みたいに首と心をすくめて春の水がうごきぬくむのを待つだけの硬いかたまりになって、うごかない水のながれにうごかない触角のうごきはじめる冬のおわり、春のはじまり睦月朔日。

ビル・エバンスのピアノは冬と春のあいだのとくに冬の扉をふかく時にしずかにたたいてゆくので、雪にとざされた山小屋の深夜のノックの音にもきこえるし心のなかの暖炉の薪がはぜるようにも聴かれるので春を心待ちしている自身には聴かないではいられないところもありながら、冬が身に付いた耳はいつでもたじたじとさせられるところが、ある。

とは言っても、山を歩けば春まじか。
つめたい朝の空気のなかにも踏む土のやわらかさ、木の芽のやわらかさ、苔むす朽ち木にさす日差しのやわらかさ、土にかえる落椿のやわらかさ。
横たわりながら朽ちるばかりの水仙に逝く冬を惜しむ昨日今日。惜春ならぬ惜冬。ビル・エバンスの曲ならPeace Piece 。

脈絡のない文章で失礼いたしました。おにはそとふくはうち。

以下、3月の「花の会」のお知らせ。

不在拝
●『花の会・東京』 来春3月18(土)・19(日)の2日間、上野東京国立博物館庭園内の茶室群にて、「花の会」を主催します。
詳細は決まり次第、HPにて。

 

2017年1月

あけましておめでとうございます。

…なんて、もちろん年末にこれを書いているのでなんの実感もありません。
渦をまいて流れて吸い込まれてはまた満たされてゆくトイレの水を眺めては浮世の明け暮れと自身のゆくすえを思う、今年はあたたかな歳の末。
店のこまかな掃除をして指にケガをするのも、牛乳の消費期限を気にして仕入れをするのも、花鋏を手入れしながらゆく年を想うのも、蕎麦を食べるには塩とわさびか大根をおろすのかと悩んでみたり、柚の香は年をまたぐとにわかになにかを喚起させるちからを失わせるのはどうしてだろうと考えてみたりなんなりの餅つきあとでやわらかく痛む右腕とすごす、いろいろあった一年間のおわり。
本当にたくさんの方々にご心配とご助力を頂きました。神さまサンキュー。ご先祖さん毎度どうも。みなさまありがとうございました。

なんて。ここまで書いて、あらためて、みなさま あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

坂村不在庵拝。

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