おしらせ

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営業時間 11:30-21:00
日曜日定休


2021年2月

くらいくらい節分前の逢魔が時の空はたてきらない夕方の晩飯前の風呂みたいにあたたかい流れとつめたい固まったのとがない交ぜになって いて用心してはいるもののやっぱり腹だたしいただのたてきらないぬるま湯でたてきらないことに腹をたてたところでおさまらない腹をへこませていただく晩飯前のぬるま湯はやっぱり腹だたしい。
足が痛いのは馴れてはいても痛いものは痛いものでしかもそれがご丁寧に御両家両おみあし揃ってとなると挨拶にこまるどころかあわてて角の酒屋に無心にはしるとか料理屋さんに仕出しをたのむとかいって席をはずせないものだしだからといってこちらも威厳をていしてやあやあ御足労戴いてあいすみませぬの挨拶も痛くてままならないのだからここはいっそ居留守をつかって痛みで洩れる青色吐息でろうそくの灯を吹き消して間抜けな組み立てロボットよろしくよろよろふらふらとあちらにぶつかりこちらを倒したりしているとこんな時間まで店にいるとはなにごとかと国防婦人会やら憲兵だとかに叱られるのだろうだけれどもこちら様にとっての喫緊の有事はきってもきれない両足の痛風の激痛にあるのだからなにはさておき痛いものは痛い。痛さのなんたるやを語るとは隔靴掻痒に似て非なるものでこちとら靴すら履けないのだから設問のたてからから間違っていも比喩や暗喩なんておやさしいもので表現はできないのなんだから痛いものは痛いとしか書きようをしらないのも言語表現の限界をこれまさにおのずと知らしめるものでもあればこその痛さのこれも表現の困難をしめす功徳でもあるのかし。そもそも痛みについてかたるのは一時の気の迷いとしての恋の瞬間や向こう見ずの青春期の煩悶の渦中にあるものだけが語れるものでありつつも結局はなんだか結論もでないたぐいのぐたぐたであるようなんだから比較は証拠にはなりえなくて痛いものは痛いとしか書きようもなし。

やあ 痛いわね。

●『熊本日々新聞連載・2月』
今月は22日(月)掲載予定です。

鬼はそと 鬼はそと。今年もよろしくお願いいたします。

     坂村不在庵拝。

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2021年1月

つめたくてかたい冬の暁闇にかぁかぁと明けカラスが朝をつげてじゅくじゅくじゅくと雀が鳴きながら瓦屋根からはいだしてきてじゅくじゅくじゅくがちゅんちゅんちゅんに変わる頃に空があらかた明るんでくるので眠ってばかりもいられなくなって鳥とはちがう人間は寝ておきたそのままの姿では1日をむかえることのできないもどかしさに布団からぬきあしさしあしはいだしてあれを脱いでこれを着てしているうちにヒヨドリムクドリがそろばんを奏でるようなにぎやかさで庭先をゆきすぎてそうした頃には朝焼けが朝日になっているものだから出遅れた気分になるのでいつも通りのいつもの時間に床をあげるのだけれど森ではない町中がやけに森閑としているのはなんだろうと考えて、本日は元旦なり。
年の始めのためしとて年末についた餅を晦日に買ったビールで早朝からいただくのは期限内に支払いをきちりとすませたような誇らしさというか何やら晴れがましい気分になるものでそんなことはなんにも自慢にはならないのは皆さまご承知のとおりでしょうが元旦の朝の焼きたての餅をお醤油につけたときのパリパリとした音とビールのプシュしゅわしゅわの晴れやかさこそはおわりなき世のめでたさよ。

以下、お知らせ。

●『熊本日日新聞連載』
あれれ。いつだったかしらん。たぶん月末の月曜日です。
カレンダーもスケジュール帳もスマホも無いのですみません。でも書きまあす。まずは原稿用紙買ってきまあす。

●『かとうゆめこ展・声』
~1月11日(月)。
会期中はたぶん休まず営業しまあす。それくらいよい絵なのです。

というわけで、今年もあちらやこちらでたくさんの方々にお会いできますよう に。

  不在庵通信正月号。


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